2016年02月25日

第12回獣医内科学アカデミー

先週末の2/19.20.21

第12回日本獣医内科学アカデミー学術大会(JCV 2016)

に参加してきました!

毎年行われている学会で、標題どおり内科学に関わるたくさんの内容が網羅されている学術大会です。
参加者は延2000人くらい、獣医さん、そして動物看護師さん達のための大きな勉強会といったところでしょうか・・・。
そしてペット栄養管理士も参加費が優遇されてましてw
(なぜに?と思ったら、栄養学会とこの大会の運営陣がかぶってるからか・・・と納得(笑)
まぁ、ちゃんと勉強しなさいよってことでもあるんでしょうがね(笑

3日間でおよそ200位の講演・セミナーが行われます。
15の会場で一斉に行われるので、聞きたいセミナーがかぶったりして残念だったりもしますが・・・^^;
まぁ、その辺はどんな分野の学会でもそうなので、仕方ないことではありますね。

で、私はもちろん、消化器疾患に関わるセミナーをメインに聞いてきました。
当然内容は獣医師向けなので難しいこともありましたが、かなり勉強になったというか、なんというか・・・。

炎症性慢性腸疾患(IBD)という病気が

「いかに複雑で難解でわからないことばっかりの病気であるか、ということが、よくわかった」

という、わかったんだかわかんないんだかな感想(^m^

そして、いかに、先生方が日々苦慮されているかということがよーーーーーくわかりました。


頭の整理をかねつつ、ぼちぼち書いていこうかと思ってます。


・慢性腸症とIBD(炎症性慢性腸疾患)
・リンパ球形質細胞性腸炎と小細胞型リンパ腫
・腸内細菌叢とIBD


ってな感じでまとめればいいかな・・・。
がんばろーっと♪

にしても・・・。
獣医さんて・・・大変です・・・。
今さらですけど、人医は基本的に専門科が分かれていけれど、獣医はそうはいかない。
もちろん人医も、かかりつけ医的な先生はいろいろ見るんでしょうけども・・・。
獣医は内科、耳鼻科、整形外科、循環器科、眼科・・・そして外科・・・これ、全部こなさなきゃいけないなんて・・・・。
最近では専門分野分けした病院もあるけど、ほんとに少数だものね・・・。

しかも・・・

やはり、解らないことが多い・・・。

大学だって、全国でたった16校しかないから、研究ったって、そうそう進まないよね。
特に小動物の臨床なんて、お金にならないから、予算だって少ないんだろうな・・・。

おわかりかとは思いますが・・・念のため書きますが・・・。
なんとなく、小動物臨床(ペットの医療)は儲かりそうなイメージかもしれませんけど、
そうではありません。(動物病院が儲かる儲からないというお話ではないです)
ようは、経済規模の問題。

たとえば、人医でも、難病といわれる病気の研究や薬の開発が進まないのは、
病気の重要度ではなく、対象となる病気の経済性の問題です。
莫大なお金をかけて難病を研究しても、その難病の人が少なければお金にはならないわけです。
ようは、マイナスってっことです。
なので、スポンサーがつかないから予算がない・・・だから研究も進まない・・・。

逆に、たとえば「アンチエイジング」だとか「禿げ」関係の研究は、
別に人の命にかかわるわけでもないからどーでもいいと私なんか思っちゃいますが、
ですが、こちらは「お金になる」んです。だからスポンサーもお金だしますよ、莫大なお金を。
なので、どんどん研究が進む・・・。

そういうことです・・・。


犬や猫の病気解明したところで、あまり経済性は高くない・・・。
だから、研究は進まない。

なんだろな。。。なんか、書いてて悲しくなってきたわ(^^;


で、このアカデミーはとても勉強になったのは言うまでもないんですけど。
獣医さん達の学会ですから、ようは「ぶっちゃけ話」なわけです。
一つの病気に対して、大学の先生、病理の先生、そして臨床の先生という違った立場があります。
立場が違うと、問題となっている事も課題もぜんぜん違ってくるんですよね・・・。
特に臨床の先生は「治療」という一番重要な目的を直接課せられているわけですし。
人医療でも問題になりますが「治療」と「検証」という微妙な問題は切実です。
そういうやりとりというか、議論は、私ら飼い主は普通耳にすることはありませんから・・・
とっても勉強になったなぁ。

ホント、獣医さんって・・・大変です・・・。

そんな感じでした。
posted by ackiy at 00:00| よもやまばなし